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お掃除機能付きエアコンのクリーニングは必要?料金が高い理由も解説

お掃除機能付きエアコンのクリーニングは必要?料金が高い理由も解説

お掃除機能付きエアコンのクリーニングは不要だと思っていませんか。自動でホコリをかき取ってくれる分、フィルターはきれいに保てても、熱交換器や送風ファンの内部はほとんど手つかずのままです。本記事では自動お掃除機能の仕組みと汚れが残る理由、料金が高くなる背景、自分でできる範囲とプロに任せる目安をまとめて解説します。読み終える頃には、内部洗浄が必要かどうかご自身で判断できるようになります。

お掃除機能付きエアコンとは?仕組みと見分け方

お掃除機能付きエアコンの構造断面を示し、フィルターは自動清掃対象、熱交換器・送風ファン・ドレンパンは自動清掃対象外であることを色分けした図解

お掃除機能付きエアコンは、多くのメーカーが上位・中位モデルに搭載する機能です。自動でホコリを取り除いてくれる範囲は限られており、内部すべてがきれいになるわけではありません。 仕組みと見分け方を先に押さえておきましょう。

自動お掃除機能が清掃するのはフィルターだけ

自動お掃除機能は、フィルターに付着したホコリをブラシでかき取り、ダストボックスに集める仕組みです。熱交換器や送風ファンまでは自動で洗浄されない機種がほとんどで、内部の汚れは使うほど蓄積していきます。ただし日立の一部上位機種には、凍結洗浄やファンお掃除ロボで熱交換器・送風ファンまで自動洗浄する例外もある点は知っておきたいところです。

メーカー別の呼び方・見分け方

呼び方はメーカーで異なるため、リモコンの表示やダストボックスの有無から見分けられます。

メーカー呼称見分け方の目安
ダイキンフィルター自動お掃除リモコンに「お掃除」と表示されている
パナソニックフィルターお掃除ロボットダストボックスがない機種もある
三菱電機はずせるフィルターおそうじメカフィルターごと取り外せる構造になっている
日立フィルター自動お掃除型番や仕様欄で確認する。上位機種には凍結洗浄やファンお掃除ロボを搭載したモデルもある
シャープフィルター自動お掃除上位シリーズを中心に搭載されており、全機種に付いているわけではない
富士通ゼネラルフィルター自動清掃機構「ノクリア」の一部モデルに搭載されている

リモコンの「内部クリーン」ボタンは送風乾燥機能で、自動お掃除機能とは別物なので混同しないよう注意しましょう。本体が厚めに作られている機種はお掃除機能付きであることが多い傾向です。

出典:ダイキン工業公式FAQ「フィルター自動お掃除の設定になっているか確認したい」

お掃除機能付きでもプロのクリーニングが必要な理由

自動清掃の対象であるフィルターと、対象外の熱交換器・送風ファン・ドレンパンの汚れ蓄積のしやすさを左右で比較した図解

自動お掃除機能があっても、内部の汚れやニオイの発生を完全には防げません。フィルター以外の部位にはカビや汚れが蓄積し、放置すると悪臭の原因にもなります。 ニオイの発生メカニズムは「エアコンの臭い原因を種類別に解説|カビ臭・酸っぱい・下水臭の対処法」もあわせてご覧ください。

熱交換器・送風ファン・ドレンパンは自動清掃の対象外

自動お掃除機能のブラシやセンサーはフィルター周辺にしか届かず、熱交換器・送風ファン・ドレンパンには物理的にアプローチできません。この3か所は空気が通るたびにカビやホコリが付着し続ける場所で、放置すると悪臭や運転効率の低下につながります。

機種によって内部の汚れ方・分解対応の可否が異なる

構造が複雑な機種ほど分解の手間がかかり、対応できる業者が限られたり追加料金が発生したりしがちです。送風ファンの奥側までホコリが入り込むケースは珍しくなく、お掃除機能付きだからといって内部の清掃頻度を減らせるわけではありません。依頼前に対応可否を確認しておきましょう。

出典:DAIKINストリーマ研究所「エアコンに自動掃除機能があれば手入れは不要?自動掃除はエアコンのどこまでを掃除してくれるの?」

お掃除機能付きエアコンのクリーニング料金が高い理由

通常タイプとお掃除機能付きタイプのクリーニング作業工程数の違いをフロー形式で比較し、工程が多い分作業時間が増えることを示した図解

お掃除機能付きエアコンのクリーニング料金は、通常機より高く設定されているのが一般的です。内部の装置を取り外してから洗浄する分、作業工程が増えるためです。 丸洗いとの違いや詳しい料金相場は「エアコンの丸洗いとは?料金・効果・プロに頼むべき理由を解説」をあわせてお読みください。

通常機との料金差の目安

業者の料金例では、通常タイプが9千円台〜1万5千円前後、お掃除機能付きは1万6千円〜2万6千円前後になっているケースが目立ちます。通常機と比べて数千円〜1万円程度高くなる傾向があります。 正確な金額は業者・機種によって異なるため、見積もりで確認しましょう。

分解の複雑さ・対応リスクが価格に反映される

お掃除機能付きは、フィルター清掃用の装置やダストボックス、センサー基板などを取り外してから熱交換器を洗う必要があります。分解・組み立ての工程が増える分、作業時間がかかり技術力も必要になるため、料金に反映されやすい構造です。

自分でできる手入れの範囲とプロに任せるタイミング

自分でできるフィルター・ダストボックスの手入れと、プロに任せるべき送風ファン・熱交換器の分解洗浄・内部の完全分解を2カラムで対比した図解

エアコンを長持ちさせるには、日常のお手入れと専門的なクリーニングを使い分けたいところです。自分でできる範囲とプロに任せるべき範囲には明確な線引きがあります。 送風ファンの洗浄方法は「エアコンのファン洗浄を自分でする方法と注意点を解説」を参考にしてください。

フィルター・ダストボックスは自分で掃除できる

フィルターは2週間に1回程度を目安に、掃除機でホコリを吸い取るか水洗いして陰干しします。ダストボックスがある機種は、取り外して中のホコリを捨てる簡単な手入れで済みます。 基本的な手入れは道具も不要で、誰でも取り組める範囲です。

送風ファン・熱交換器の分解洗浄はプロに任せる

送風ファンや熱交換器の分解洗浄には専用の工具と知識が必要で、パネルの奥まで手を入れる作業になります。無理に分解すると部品を破損させたり、電気部品の故障を招いたりするおそれがあります。 内部の洗浄は無理をせず専門業者に依頼しましょう。

自己流の分解・洗浄による故障リスク

市販の洗浄スプレーを内部に使用したり、無理に部品を外したりすると、センサーや電気部品の故障、水漏れにつながる可能性があります。メーカーも内部の洗浄は自分で行わず販売店や専門業者に相談するよう案内しています。 自己判断での分解は避けましょう。

クリーニングの頻度の目安と依頼のタイミング

エアコンクリーニングの頻度目安を年間カレンダーで示し、使用時間が長い部屋は年1回、使用頻度が低い部屋は2年に1回であることを表した図解

エアコンクリーニングの頻度は、お掃除機能の有無にかかわらずほぼ同じ目安で考えて問題ありません。内部の汚れは機能の有無に関係なく蓄積していくためです。 部位別・環境別の詳しい目安は「エアコン掃除の頻度はどのくらい?部位別・環境別の目安をプロが解説」で確認できます。

一般的な頻度の目安

エアコンクリーニングは1〜2年に1回が目安です。使用時間が長いリビングなどは年1回、寝室のように使用頻度が低い部屋は2年に1回程度でも十分な場合があります。お掃除機能付きだからといって頻度を大きく減らせるわけではありません。

使用環境による頻度の違い

ペットを飼っている家庭やキッチンの近くに設置している場合は、毛やホコリ、油煙が入り込みやすく、汚れの進行も早まりがちです。使用時間が長い部屋や在宅ワークで稼働時間が長い場合は、クリーニングの頻度を短めに調整すると安心につながります。 状況に応じて時期を前倒しするのがおすすめです。

業者選びの注意点――基板養生・対応可否・賃貸の場合

業者選びで確認したい基板養生の実施、対応可否の事前確認、賃貸物件での依頼者確認の3項目をチェックリストカードで示した図解

お掃除機能付きエアコンは構造が複雑な分、業者選びで確認しておきたいポイントがいくつかあります。基板養生の有無や対応可否は依頼前に必ず確認しましょう。 賃貸物件での費用負担については「アパートのエアコン掃除は誰が負担?自分でできる方法とプロの依頼基準を解説」をご覧ください。

基板養生(保護)の有無を依頼前に確認する

クリーニング中は水や洗剤が飛び散るため、制御基板をビニールなどで保護する「基板養生」が欠かせません。養生が不十分だと、後日基板がさびて動作不良につながる可能性があります。 依頼前に基板養生を行っているか確認しておきましょう。

機種の対応可否・追加料金の有無を確認する

お掃除機能付き機種の中には、分解の難易度が高く対応できない業者や、追加料金が発生する業者があります。依頼前にメーカー名・型番を伝えて、対応可否と料金の見積もりを確認しておくとトラブルを避けやすくなります。

賃貸物件の場合の依頼先・費用負担

賃貸物件のエアコンは、依頼先や費用負担の考え方が備え付けか自己所有かで変わるのがポイント。管理会社の許可が必要なケースもあるため、事前の確認が欠かせません。 迷った場合はまず管理会社や大家に確認しましょう。

お掃除機能付きエアコンのクリーニングについてよくある質問

Q1. お掃除機能付きエアコンでもクリーニングは必要ですか?

はい、クリーニングは欠かせません。自動お掃除機能が清掃するのはフィルターが中心で、熱交換器や送風ファンの汚れは取り除けません。内部にはカビやホコリが蓄積するため、定期的なクリーニングで清潔な状態を保ちましょう。

Q2. お掃除機能付きエアコンのクリーニング料金の相場はいくらですか?

業者によって差はありますが、通常タイプより数千円〜1万円程度高くなる傾向があります。具体的な金額は機種や汚れ具合によって変わるため、事前の見積もりで確認するのがおすすめです。

Q3. お掃除機能付きエアコンは自分で掃除できますか?

フィルターやダストボックスのお手入れは自分で行えます。2週間に1回を目安に、掃除機でホコリを吸い取るか水洗いをしましょう。ただし熱交換器や送風ファンの内部分解は、専用工具と技術が必要なためプロに任せてください。

Q4. お掃除機能付きエアコンのクリーニング頻度はどのくらいですか?

一般的な目安は1〜2年に1回です。使用時間が長いリビングなどは年1回、寝室のように使用頻度が低い部屋は2年に1回程度でも十分な場合があります。お掃除機能付きだからといって、通常機と比べて頻度を大きく減らせるわけではありません。

Q5. お掃除機能付きエアコンのクリーニングで故障する可能性はありますか?

自己流の分解や市販の洗浄スプレーの使用は、部品の破損や電気系統の故障を招く原因です。信頼できる業者を選び、基板養生の実施状況を事前に確認しておくことでリスクを抑えられます。 不安な場合は無理に自分で分解せず、専門業者に相談しましょう。

エアコンクリーニングはおそうじ将軍にお任せください

お掃除機能付きエアコンは構造が複雑なため、内部までしっかり汚れを落とすにはプロによる分解洗浄が向いています。おそうじ将軍では、エアコンクリーニングをはじめとしたハウスクリーニング全般を承っています。 お掃除機能付きかどうかの判断や対応可否の確認でお困りの際は、メーカー名・型番をお伝えのうえお気軽にご相談ください。

エアコンクリーニング・ハウスクリーニングのご依頼は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ:お掃除機能付きエアコンも定期的なクリーニングで清潔に保ちましょう

お掃除機能付きエアコンでも、自動で清掃されるのはフィルターだけで、内部の汚れはプロのクリーニングでしか取り除けません。

自分で対応できるのはフィルターとダストボックスまでで、熱交換器や送風ファンの分解洗浄、基板養生の確認は専門業者に任せましょう。

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