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エアコンのカビ取りを簡単に!自分でできる方法と予防のコツ

エアコンのカビ取りを簡単に!自分でできる方法と予防のコツ

エアコンのカビ取りを簡単にしたいのに、どこをどう掃除すればいいか分からない——そんな悩みを持つ方は少なくありません。

カビを放置すると嫌なニオイだけでなく、夏型過敏性肺炎など健康への影響が出るリスクもあります。

エアコンのカビが生える原因から、部位別の掃除手順、再発を防ぐ習慣まで、実践的な情報をお届けします。

DIYでできる範囲とプロに任せるべき範囲もはっきり示しているので、自分に合った対策が見つかるはずです。

エアコンにカビが生える原因とは

エアコンにカビが生える原因を解説する写真イメージ

エアコン内部はカビが好む条件が重なりやすい場所です。

結露・ホコリ・湿度が組み合わさることで、使うたびにカビの胞子が部屋中に飛散するおそれがあります。

カビが生える仕組みを知ることで、効果的な予防策が立てやすくなります。

エアコン内部で結露が起きるしくみ

エアコンが冷房運転をすると、熱交換器の表面温度が室内の露点温度を下回り、空気中の水分が水滴となる結露が発生します

この水分がエアコン内部に留まり続けることで、湿気が溜まりやすい環境が生まれます。

冷房を切った後も内部は湿った状態のまま。

そこにホコリが付着すると、カビの胞子が根を張るのに格好の条件が整ってしまいます。

特に冷房使用が多い夏場は、一日中この結露サイクルが繰り返されるため、乾燥させる機会がほとんどありません。

内部の湿気を意識的に取り除く習慣がないと、カビの発生は避けにくい状況です。

エアコン内部のカビ発生メカニズムを示す図解

カビが繁殖しやすい部位はどこか

エアコンのカビが特に繁殖しやすい部位は、熱交換器(フィン)・シロッコファン・フィルター・ドレンパンの4か所です。

フィルターはホコリが積もりやすく、カビの温床になりやすい部位。

熱交換器(フィン)は金属製の薄い板が密集しており、水分とホコリが溜まりやすい構造です。

シロッコファンは回転しながら空気を送り出すため、内部に黒いカビが付着すると運転するたびに胞子をまき散らします。

ドレンパンは結露した水が集まるパン型のトレーで、水が滞留しやすく、ヌメリやカビが発生しやすい部位です。

カビを放置するとどうなる?健康リスクと電気代への影響

エアコン内部のカビを放置すると、3つの問題が起きるリスクがあります。

まず、カビの胞子が空気中に拡散し、吸い込み続けることでアレルギー症状や夏型過敏性肺炎を引き起こすリスクがあります。

咳・発熱・倦怠感が続く場合、エアコンのカビが原因のケースもあるため、注意が必要です。

次に、フィンやファンにカビ・汚れが蓄積すると熱交換効率が下がり、電気代が上昇します。

環境省によると、フィルター掃除を行うだけで冷房時に約4%、暖房時に約6%の消費電力を削減できるとされています。

さらに、ドレンパンの詰まりや内部の腐食が進むと、故障リスクが高まります。

修理費用は軽微なもので1〜3万円、コンプレッサー交換になると10万円以上になることもあります。

自分でできるエアコンのカビ取り手順【部位別】

自分でできるエアコンのカビ取り手順を部位別に解説する写真

自分でできるエアコンのカビ取りとは、フィルター・吹き出し口・ルーバーなど分解不要な部位を、家庭にある道具で掃除する方法です。

エアコンの掃除はすべて自分でやる必要はありません。

部位によってDIYできる箇所とプロに任せるべき箇所があるため、下の比較表を参考に無理のない範囲で取り組んでください。

エアコンの部位別カビ取り手順をまとめたフロー図解

フィルターと吹き出し口・ルーバーは自分で対応できます。

熱交換器の奥やシロッコファン、ドレンパンはプロの機材と技術が必要な部位です。

掃除を始める前に準備するもの

作業前にまず電源プラグをコンセントから抜いてください

感電事故を防ぐためのもっとも大切な手順です。ブレーカーを落とすとより安全です。

用意する道具は以下の通りです。

  • 掃除機(ノズルアタッチメント付き)
  • 柔らかいブラシまたは使い古した歯ブラシ
  • マイクロファイバークロス数枚
  • 中性洗剤または消毒用アルコール(70〜80%)
  • スプレーボトル
  • ビニール袋・養生シート(汚れ落下防止)
  • ゴム手袋・マスク

ゴム手袋とマスクはカビの胞子を吸い込まないために着用してください。

養生シートを床に敷いておくと、落ちてきたホコリやカビの処理が楽になります。

フィルターのカビ取り手順

フィルターのカビ取りは3ステップで完了します。

ステップ1:掃除機でホコリを吸い取る

フィルターを取り外したら、表面のホコリを掃除機で吸い取ります。

フィルターの目に沿ってゆっくり動かすと、目詰まりを防げます。

ステップ2:ぬるま湯で水洗いする

ホコリを落としたら、ぬるま湯にやさしくくぐらせてカビや汚れを洗い落とします。

頑固な汚れには中性洗剤を薄めた液を使い、歯ブラシで優しくこすってください。

ステップ3:陰干しで完全に乾燥させる

洗い終えたら、直射日光を避けた風通しの良い場所で完全に乾燥させます

生乾きのまま取り付けると、湿気でカビが再発しやすくなります。乾燥時間の目安は2〜3時間です。

吹き出し口・ルーバーのカビ取り手順

吹き出し口とルーバーは、黒いカビが目に見えやすい部位です。

電源を切った状態で、次の手順で拭き取ります。

ステップ1:消毒用アルコールを含ませた布で拭く

ルーバー(風向き調整板)は、アルコールを含ませたマイクロファイバークロスでていねいに拭き取ります

アルコールはカビを除菌しながら揮発するため、乾拭き不要で作業が楽です。

ステップ2:歯ブラシで隙間のカビをかき出す

吹き出し口の奥の細かい隙間には、歯ブラシに中性洗剤を少量つけてかき出します。

無理に奥まで届かせようとすると内部を傷める場合があるため、届く範囲で作業してください。

ステップ3:乾いた布で仕上げ拭きをする

アルコールや洗剤の水分が残っていると再びカビが発生しやすくなります。

乾いたクロスで仕上げ拭きをして、完全に乾かしてから電源を入れてください。

市販の洗浄スプレーを使っていい?注意すべき落とし穴

ホームセンターや通販で売られているエアコン内部向けの洗浄スプレーは、手軽に使えるように見えます。

しかし、主要メーカーは自分での内部洗浄を原則として推奨していません

三菱電機の公式FAQでは、市販の洗浄剤の使用による部品の劣化や水漏れ・故障のリスクについて注意喚起しています。

スプレー後に洗剤成分が内部に残ると、かえって腐食やカビの繁殖を促すリスクがあります。

市販スプレーでケアできるのはあくまでも表面に近い部分だけです。

熱交換器の奥やシロッコファン、ドレンパンへは洗浄剤が届かないため、内部のカビの除去には不十分な場合がほとんどです。

内部の本格的な洗浄は、高圧洗浄機と専用洗剤を扱えるプロに依頼するほうが、機器の安全を保ちながら確実に対応できます。

※1出典:三菱電機 FAQ:エアコンの市販洗浄スプレーについて

エアコンのカビを防ぐ3つの習慣

エアコンのカビを防ぐ3つの習慣を紹介する写真イメージ

エアコンのカビを防ぐ習慣とは、冷房後の送風運転・定期的なフィルター掃除・年1回のプロクリーニングの3つです。

カビ取り掃除をしても、使い方を変えなければすぐに再発します。

この3つのポイントを日常に取り入れるだけで、カビの繁殖をぐっと抑えられます。

冷房後の「送風運転」でカビを防ぐ

冷房を切る前に送風運転を1〜2時間行うと、内部の湿気を乾燥させてカビの繁殖を防ぐ効果が期待できます。

送風運転は最も手軽で効果的なカビ予防習慣のひとつです。

ところが、冷房後に送風運転を実践している人はまだ少ないのが実情です。

多くのエアコンには「内部クリーン機能」が搭載されており、冷房停止後に自動で送風・乾燥を行う機種もあります。

お使いのエアコンにこの機能があれば、ぜひ有効化しておきましょう。

送風だけでは取り除けないカビの根は残ることがあるため、定期的な掃除と組み合わせることが大切です。

定期的な掃除とプロクリーニングの頻度目安

フィルター掃除は月1〜2回、プロによる内部クリーニングは年1回が目安です。

フィルターは使用頻度に応じてホコリが溜まりやすい部位。

月1〜2回の掃除を習慣化するだけで、内部への汚れの侵入をかなり減らせます。

プロのクリーニングは、夏本番前(5〜6月)または冷房シーズン終了後(9〜10月)に実施するのが理想的です。

エアコンクリーニングの費用相場は1台あたり8,000〜15,000円程度(作業時間は60〜90分が目安)。

長年クリーニングをしていない場合や、カビ臭が気になり始めた場合は、シーズン前後を待たずに早めに依頼することをおすすめします。

エアコンのカビ予防に効果的な3つの習慣をまとめた図解

賃貸物件でのエアコンカビ対応はどうする?

賃貸物件のエアコンでカビが発生した場合、対応方法は「自分でできる範囲」と「大家・管理会社への相談が必要なケース」に分かれます。

自分で対応できる範囲は、フィルター掃除や吹き出し口・ルーバーの拭き取りです。

フィルター掃除やルーバーの拭き取りは通常の使用に伴うメンテナンスとして、入居者が行うことが一般的です。

大家・管理会社への相談が必要なケースは、エアコン本体の故障・経年劣化によるカビの発生や、内部の本格的な洗浄が必要な場合です。

備え付けのエアコンは設備として扱われることが多く、費用負担は貸主側になることもあります。

原状回復との関係では、カビが「通常の使用範囲」かどうかが判断の基準になります。

定期的にフィルター掃除をしていれば入居者の責任になりにくいため、掃除記録を残しておくと安心です。

エアコンのカビ取りについてよくある質問

Q1. エアコン内部のカビは自分で掃除できますか?

A. フィルターや吹き出し口・ルーバーは自分でカビ取りができます。

一方、熱交換器(フィン)の奥やシロッコファン、ドレンパンは分解が必要な部位のため、DIYでの作業は故障や感電のリスクがあります。

内部の本格的なカビ除去は、専用機材を持つプロへの依頼が安心です。費用相場は1台8,000〜15,000円程度です。

Q2. エアコンのカビを放置しても問題ありませんか?

A. 放置すると3つのリスクが生じます。

1つめは健康リスクで、カビの胞子が空気中に飛散し、アレルギーや夏型過敏性肺炎を引き起こすリスクがあります。

2つめは電気代の上昇で、熱交換効率が下がり消費電力が増加します。

3つめは故障リスクで、内部の腐食や詰まりが修理費用につながる場合があります。気になる症状が出た場合は早めの対処が大切です。

Q3. エアコンの吹き出し口についたカビはどうやって取りますか?

A. 電源を切った状態で、消毒用アルコール(70〜80%)を含ませたクロスで拭き取ります。

細かい隙間には歯ブラシに中性洗剤を少量つけてかき出してください。

作業後は乾いた布で仕上げ拭きをして、水分が残らないようにすることがポイントです。

Q4. エアコンのカビ取りにアルコールは使えますか?

A. 吹き出し口・ルーバー・フィルター枠など表面の拭き取りには、消毒用アルコールが使えます。

ただし、熱交換器のフィン(薄い金属板)への直接使用は腐食や変形のリスクがあるため、避けてください。

プラスチック部品への使用は問題ありませんが、揮発するまで電源を入れないよう注意が必要です。

Q5. 市販の掃除スプレーだけでは内部のカビを取り除けないのはなぜですか?

A. 市販の洗浄スプレーは手が届く範囲の表面ケアには役立ちますが、シロッコファンやドレンパンなど内部の奥まった部位には液剤が届きにくい構造です。

また、洗浄剤が内部に残留すると部品の劣化や水漏れの原因になるリスクもあります。

プロが使う高圧洗浄機は水圧で汚れを物理的に除去するため、内部まで届かない市販スプレーとは洗浄力が大きく異なります。

おそうじ将軍のエアコンクリーニングサービス

おそうじ将軍は、エアコンクリーニングとハウスクリーニングを専門に手がけるサービスです。

シロッコファンや熱交換器の奥まで高圧洗浄機でしっかり洗浄するため、自分では届かない内部のカビも丁寧に取り除きます。

作業は経験豊富なスタッフが担当し、養生から後片づけまで一括対応。

エアコンを分解して洗浄する本格クリーニングでも、作業時間の目安は60〜90分程度です。

お住まいの地域でご対応可能か、まずはお気軽にお問い合わせください。

「カビ臭が消えない」「長年クリーニングしていない」「賃貸のエアコンをプロに洗浄してほしい」など、どんなご相談もお待ちしています。

エアコンクリーニング・ハウスクリーニングのご依頼は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ:エアコンのカビ取りを簡単に行うためのポイント

エアコンのカビ取りを簡単に行うためのポイントを振り返ります。

カビの原因は結露+ホコリ+湿気。冷房後の内部乾燥が不十分だと繁殖しやすい

フィルター・吹き出し口・ルーバーはDIYで対応可能。熱交換器・ファン内部はプロに依頼する

市販の洗浄スプレーは内部まで届かないケースが多く、メーカーも非推奨としている

冷房後の送風運転(1〜2時間)がカビ予防の習慣として効果的

フィルター掃除は月1〜2回、プロクリーニングは年1回(夏前または冷房終了後)が目安

自分でできる範囲のケアを続けながら、年に1度はプロの力を借りることで、エアコンを清潔に保てます。

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